ダンスのジャンルには、バレエ、コンテンポラリー、モダン、ジャズ、ヒップホップなどの種類がありますが、それぞれのジャンルのダンスも、踊り方や取り組み方が違ってきます。
そこで、ここでは、内容別にダンスのタイプについて書いてみます。ダンスのタイプには、大きく分けると、ストーリー性のあるダンスとストーリー性のないダンスがあります。
特にダンスを習ってる小、中学生だったら、この2つのタイプのダンスを習っておくと、ダンスのテクニックだけでなく、役作り、イメージづくりなど、ついて学ぶことができます。
物語風の作品
ストーリー性のある舞台芸術で言えば、ミュージカル、歌舞伎などで、作品全体を通して、ストーリーがあるものになります。
ブロードウェイミュージカルや劇団四季が上演している ミュージカル「ライオンキング」もその一つです。
「ライオンキング」ストーリー
動物達の王国プライド・ランドのライオン王の子として生まれたシンバが主人公です。王位継承をめぐり、父王ムファサは、叔父のスカーに殺されてしまいますが、幼なじみとの再会をきっかけに、父王の復讐と、母国の再建を誓い、叔父のスカーと対決します。無事、スカーを負かし、王国の王に復帰するというサクセスストーリーです。
ロンドンミュージカルでは、「キャッツ」が、ロングランで有名です。ストーリーは、都会のゴミ捨て場に集まった猫たちの話で、それぞれの猫が人間のように個性的です。
このように ミュージカルは、「ライオン・キング」「キャッツ」「オペラ座の怪人」などの代表作をはじめ、だいたいこのようにストーリのあるものが多いです。
物語風でない作品
ストーリー性のない舞台作品といと、マニアックなものが多くなってしまいますが、アート作品に例えるなら、抽象画になります。「シュール」という言い方もありますが、そう言われる作品もこれに当たります。
下は、カンヴィンスキーの「即興 渓谷」という作品です。
次はモンドリアンの「黄色、青、赤のコンポジション」という作品。
上記のどちらの作品も、ストーリーはありませんが、見ていて何か訴えるものがありますよね。
ダンス作品では?
ストーリーのある作品も、ストーリーのない作品も、人を感動させたり、見る人に何だろう?と思わせて、惹きつけるような魅力があります。
それぞれをダンス作品で見るとどんなものがあるのでしょうか??
ダンスという身体の表現だけで、ストーリーを表す作品で言えば、バレエの作品を思い出してみると、いくつか思い出されるのでは?
次回は、まず、ストーリ性のあるダンス作品について書いてみます。
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