コンテンポラリーダンスってどんなダンスだろう?バレエやヨガはやったことあるけど、クラスではどんなことをするんだろう?と疑問を持つ方も多いと思いますが、特別難しいことはありません。ただスタジオに入ってそしてクラスを受け始めてから
『知らなかった!○○したほうがよかった!』
なんていうことがないようにここでは初めてコンテンポラリーダンスを受けに行く前に知っておきたい3つのことをお伝えします。
1、コンテンポラリーダンスのスタイルは多種多様。まずは、簡単に下調べを!
コンテンポラリーダンスは、簡単に言うと新しい動きの表現を求めるダンスです。モダンダンス、ジャズダンス、バレエ、武術、ヨガなどを組みあわせた動きのテクニック(組み合わせはテクニックによってさまざまです。)、重力を感じるというような身体感覚、即興など、はコンテンポラリーダンスの特徴です。
日本独特の舞踏もコンテンポラリーダンスの一つです。但し、舞踏の場合は、クラス名も「舞踏」としている場合が多いです。
コンテンポラリーダンスの公演の多くは、映像、音楽、ストーリーなど他分野のアートも取り入れて表現される作品が多いです。
このようにコンテンポラリーダンスは多種多様です。それぞれのダンスカンパニーやダンススタジオ、講師によって全くスタイルが違うので、受ける前に、どんなクラスなのかまずは、パンフレットやサイトでクラスのレベル、内容、講師のプロフィールをチェックしてみることをお勧めします。
2、クラスを受けるときの服装、履物や注意したいこと
・服装:動きやすい格好(例:Tシャツとスエットパンツ)
*床に寝たり、転がったりする場合、ノースリーブを着ていると、汗が床について滑ってしまう事もあるので、ノースリーブよりも半袖のTシャツの方が好ましいです。また、開脚したり、膝をついたりする時もあるのでスカートはお勧めしません。
・履物:裸足、底の薄い靴(バレエシューズのようなもの)靴下(床の状態にもよりますが滑りすぎないもの)
・持ち物:タオル、飲み物
3、少なくとも5分前にはスタジオに入る
前のクラスとの空き時間がどれくらいあるかによりますが、ギリギリにスタジオに入っていきなり始めるのはあまりお勧めできません。初めてのクラスなら、尚更、気持ちも身体も緊張するので、余裕を持って、スタジオに入るのをお勧めします。時間ギリギリで、クラスに入ってきたら先生や他の人の印象も悪くしてしまいますよね。
少なくとも5分前にはスタジオに入り、自分の場所を確保したり、体を動かしたりして慣らしておくのがいいでしょう。クラス前の先生やクラスの雰囲気を見ておくのもおすすめです。
4、レッスンの流れ(入門 基礎クラス篇)
ここでいうコンテンポラリーダンスのクラスの流れは、多くのダンススタジオでおおよそ同様に行われています。ヨーロッパやアメリカでも同じようなクラスの流れです。
それでは簡単に入門、基礎クラスの内容を説明します。
(1)ウォームアップ
クラスで練習するテクニックに沿ったウォーミングアップになります。全身の曲げ伸ばし、ロールアップロールダウンなど。
(2)筋力をつけるためのエクササイズ
腹筋や背筋を中心にダンスに必要なコアを鍛えます。床に仰向けになり、腹筋、腰を上げてショルダーブリッジで臀筋を鍛え、背筋のエクササイズというように、流れの中でトレーニング。
(3)立ち姿勢での動きの練習
ダンステクニックを練習。片足のバランスとオフバランス、ターン、リリースとコントラクション、フォールとリカバリーなど。
動画 (フロアーワークのの参考動画です。)
(4)フロアーを移動する動きの練習
空間を移動しながら動く練習。ジャンプ、ウォーク、バリエーション(振付)。
(5)クールダウン
徐々に心身を整える。ストレッチ、呼吸。
* 初めての受けるクラスでは、先生の斜め後ろあたり(後ろの方でも)で先生の姿と自分の姿がちゃんと見えるところで、クラスを受けることをお勧めします。クラスに来ている人たちはエクササイズの順番をあらかじめ知っていることが多く、先生もいちいち順番を細かく言わない時があるので、先生の見えないところにいると何のエクササイズをしているのか分からなくなってしまいます。(前列の端の方も見えにくいので要注意!)
まとめ
クラスを受ける準備が出来たら、積極的にクラスに参加してみましょう。どんなクラスでも同じだと思いますが、初めてクラスを受ける人には、先生もそれなりに対応してくれるし、クラスの人たちも気づいてくれています。テクニックも初めてならうまくできなくて当たり前です。これからコンテンポラリーダンスクラスを受けようという方、思いっきり体を動かして楽しんでみてください。
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