演劇のエクササイズの一つですが、体を動かすこと、アクトをすることで、気持ちを解放していくエクササイズです。人の様子や感情についても、気づけるようになるエクササイズです。
所要時間:15分
対象:小学校高学年、中学生
用意するもの:
やり方
1、みんな広がって、いろいろなところを歩きます。
2、リーダーは、みんなに歩きながら、いくつかの感情(悲しい、怖い、ガックリする、惨め、楽しいなど)を表現してみるように言います。
例:「悲しいこと思い出して、悲しいと思いながら歩いてみて!」など
3、今度は、動きを大きくして、感情を表現します。
例:「歩く」動きから走る、床を這う、どんどん歩く、スキップなどをしながら、「楽しい」や「悲しい」感情表現をしてみます。
*感情と動きを組み合わせることで、「泣きながら転がる。怒りながスキップする」など、ちぐはぐな感情表現を体験します。
4、2つのグループに分かれて鑑賞してみます。どんな感情だと、どんな風に動きたくなるか、また動きたくないかなど、みんなで話し合ってみましょう。
特徴
・感情と動き方が大きく関わっていることを体験できます。
・人やっているのを見て、ちぐはぐな人の様子がどんな感情を表しているのか、考えたり、話し合ったりすることで、人について学ぶことができます。
まとめ
演劇やダンスの表現のために使われるエクササイズです。真剣に感情を考えすぎずに、楽しく取り組むことができます。
このエクササイズを通して気づくことがたくさんあるので、紙に書いたり、グループによってはみんなと話し合ったりすると、良い学びになります。
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