コンテンポラリーダンスやバレエなどダンスを習っていて、ダンスの即興をやったことない方なども多いのではないでしょうか。私もそうでした。
テクニッククラスだけ受けていると、即興で体を動かすことに苦手意識を持ってしまいがちです。
ですが、この即興で踊ることこそ、ダンスの一番面白い部分で、ダンスの原点とも言えるところです。
ダンス即興のワークショップを受けに行くのもオススメですし、自分一人で曲をかけたり「きっかけ」を見つけて即興するのでも全くOKです。
せっかくダンスをしているのなら、自分のダンスの幅を広げられる即興をしない手はありません。
ダンスを即興する方法には、多くの方法があります。それらの即興の方法で、自分にとった体験したことのない動きや感覚を体験できたり、ダンスを上達できたりします。(私の場合ダンス上達のメリットが大きかったです)
また、即興ダンスのいくつかのエクササイズは、レクリエーションや運動としても楽しめます。
そのようなダンス即興ワークショップに参加する人はどのような目的を持って即興ダンスのワークショップに参加しているのでしょうか。
参考までに、集計してみました。
ダンス即興ワークショップ参加者の参加理由
下の理由は、ダンスワークショップを実施したときのアンケートや人から聞いたことから得られたものです。
1、自分のダンスの質、リズム感、フォームなどテクニックを磨いたり、新たな動きを発見したい
2、体を動かしたい、エネルギッシュに動きたい、
3、個人的に自分の感情や心理を見つめたい
4、いつも同じ運動ばかりしているのでリフレッシュして、全身を十分動かしてみたい
5、今やっている趣味や、表現活動とは別のことをして、その仲間とも交流したい
6、プロフェッショナルのダンサー、役者、パフォーマーとして磨きをかけたい
即興ダンスでは、自分を解放し自己の身体と精神を見つめる
上記のように即興のダンスワークショップでは、参加者は色々な目的を持っています。
というのもダンス即興は、もともと先生から振付を教わってうまく踊るのが目的のものではなく、その場で即興で体を動かし、自分の内面の声を聞いて、自身の身体的、精神的な発見や気づきをしていくという自発的なものだからです。
ダンスセラビーや瞑想をと少し似たところがあるかもしれません。
まとめ
私も最初は即興で踊るのがとても苦手でした。どんな風に動けば綺麗に見えるかなど頭の中で考えすぎていたからです。
でも、それは即興ダンスの本来の目的ではありません。
即興ダンスワークショップは、色々な目的を持った参加者が今まで知らなかった何かに気づいたり、一緒に参加する人と即興を通してダンスを共有できる場所と言えるでしょう。
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