ダンスで身につく運動神経と能力 9選 

キッズダンス

ダンスで身につけられる正しい姿勢とアラインメントについて以前ブログで書きましたが、今回はダンスを習うことで身につけられる運動神経について書きます。

バランス力

これは、体のバランスをとる力ですが、片足で立つときや爪先立ちで、どれだけキープできるかという能力です。ダンスクラスでは、片足バランスをとったり、爪先立ちでキープ、ポーズしたりなどのエクササイズを通して、バランス感覚や必要な筋力を養います。よく、ダンサーが爪先立ちのままで、上半身を動かしてポーズをしたり、片脚で爪先立ちになって回ったりなど、ありますが、このようなエクササイズをを通してできるようになっていくのです。

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柔軟性

子供の、関節や筋肉は、もともと、とても柔軟なので、それを、維持しつつ、さらにダンスエクササイズ(スクワットなど)することで、足腰の柔軟性も高まっていきます。エクササイズでは、背中を伸ばしたり腕、お尻、脚など全身をくまなく動かす、ダンスでは、バランスのとれた柔軟性が身につきます。

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柔軟性が必要な「しゃがむ」ポーズを、できない子が多くなっていると言います。このポーズをするには、ふくらはぎ、足首、股関節の柔軟性が必要で、腹筋で、体幹がしっかりしていないとできません。
しかし、ダンスクラスでやるエクササイズは、脚・腰を強く、柔軟にするエクササイズが必須です。そのため、ダンスのクラスで脚・腰をバランスよく鍛えていればこのようなポーズは自然とできてしまうようになります。

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持久力

一般的にスタミナと言われるものですが、子どもたちは、外遊びをしているときにも、スタミナをつけています。
十分な(5分くらいのウォームアップ)の後に、継続的にダンスエクササイズをして、途中休みは短めに、体を動かし続けることで持久力がついていきます。一曲だいたい3分ですが、2、3回連続しても、しっかり動いて、踊れれば、いいですね。

コントロール力

これは身体の運動をコントロールする力です。身体の中心、身体を動かす時の中心は、骨盤の中心にあります。音と同時に止まったり、動き始めたり、ポーズをキープしたりするのは、身体をコントロールする力です。身体の中心を持ち上げると身体が持ち上がりジャンプになります。重心を少し落とし、腰が低い位置になった方が、素早く動いたり、コントロールしやすくなります。

身体のコントロールをとるのに欠かせないのが、身体の中心であるコアです。
体を動かす時の中心は、骨盤の中心にあるといいます。この中心から体を動かすことができると、体を大きく動かしたり、コントロールしたりすることができます。

調整力

身体の腕や脚が調和して動くことで、運動のパフォーマンスがよくなりますが、この力のことを言います。

簡単な例でいえば、歩く時に、腕を振って歩けば、脚も前に運びやすくなります。また両脚でジャンプする時に、腕を振り上げてその反動を使った方がジャンプも高く遠くに飛ぶことができます。この時に、タイミングよく腕を振り上げられる能力です。

巧緻性

ここでは、一つの動きから次の動きへとスムーズに、移行できる能力を言います。ダンスの動きでは、動きからポーズしたり、走ってから転がったり、猫やカエルのように、床に座っている位置からジャンプしたりなど、動きが複合して繋がっていきます。この時に、ぎこちなくスムーズに体重して、次のポーズや動きに移動できる能力です。

持久力

一般的にスタミナと言われるものですが、子どもたちは、外遊びをしているときにも、スタミナをつけています。十分な(5分くらいのウォームアップ)の後に、継続的にダンスエクササイズをして、途中休みは短めにして、体を動かし続けることで持久力がついていきます。一曲だいたい3分ですが、2、3回連続しても、しっかり動いて、踊れれば、いいですね。

リズム感

最後にダンスには、特徴的かもしれませんがリズム感は、ダンスをすることで養われます。曲に合わせること、リズムを自分の中で刻むこと、タイミングをグループであわせるなど、ダンスの表現として面白いところです。

ダンスで身につくリズム感とスポーツの関連性についてはこちらにも書いています。ダンスで身につけるリズム感がスポーツを上達させる!

全身の筋力

解剖学的に言えば、ダンスの動きも、筋肉の収縮と伸展から成り立っています。ダンスの動きは上半身と下半身を同時に動かすなど、練習が必要となるものが多いですが、多様な動きをすることで、バランスのとれた筋力が身についていくのです。

ダンスエクササイズでは、多くのストレッチを含み、腹筋や背筋を鍛えるエクササイズや片足バランスをや全身を使って身体を動かす練習を多く行います。

まとめ

ダンスでは、曲に合わせたりなど、まさにバラエティに富んだ動きをします。そういう意味で、様々な身体能力を養うことができると言えそうです。
ダンスを習うことで、以前お話しした正しい姿勢とアラインメントの他に、これらの能力のすべてを、バランス良く身につけることができます。そのため、ダンスでは、身体の表現が豊かになるのもうなずけますね。


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