ダンスと演劇についてのブログ、2回目になりますが、今回は、それぞれ演じる側に共通することを書いてみたい。

ダンスに必要な演技力

演劇の中でのダンスの場面は、パーティやイベント場面だけでなく、特殊な状況や様子を表現することがあります。例えば、大火事の場面では、火の粉が散る様子をダンスで表現したり、などです。

他の例では、北野武監督の映画「座頭市」で、農民に扮した大勢の下駄を履いたダンサーたちが、盛大にタップダンスを踊る部分は、大衆の勢いを感じさせます。

このようなダンスで、ダンサーの人達が、意識することは、その役になり切ることです。演出家は、火の粉を踊りをするときに、火の粉が舞う感じを、ダンサーにイメージさせたり、火の粉に変身して演じることを要求するでしょうし、タップダンスでも、振付家は、その時代の農民になって踊るように(ブロードウェイのダンサーのようにではなく)ダンサーに指示するでしょう。

ダンスを役者のトレーニングとして

一方で、演技をするために、ダンスを学んでおくことは、とても役に立ちます。舞台では、体力ももちろんいるのでそのためのトレーニングとしてダンスは、適しています。

また、ダンスでは、動きを通して感情を表現することや、身体や動きを感じることをトレーニングするので、演じる役を作るときに、ジェスチャーや顔の表情、立ち姿まで、役作りをすることができます。

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まとめ

このように、ダンスと演劇は似ている部分や関連性があり、演技とダンスのトレーニングについても補い合う関係があります。ダンスが演劇と違う点は、ダンスはもっと身体を感じ、コントロールすること、表現することが重視され、言葉を使わない独自の表現がある点と言えるでしょう。