ダンスクラスで、ダンスがどれくらい上達しているかについては、先生だけでなく、生徒や親御さんも知っておきたいことです。

その子の振り覚えやリズム感など、どれくらい良くなっているのかを知り、クラスの平均や生徒の年齢を検討することで、先生も次の段階を考えて、どのように教えるのかの計画を立てられます。

子ども達も、自分の弱点を知っておくことで、練習しないといけない部分がわかるし、自分でどれくらい上達しているのかもわかります。

ここでは、子どものダンスを上達させるの2つの方法について自分のダンス学校での経験をもとに書いてみようと思います。

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ダンス習熟度はパフォーマンス、クリエイティビティ、ダンスを観る目からわかる

ダンスクラスの生徒がどれくらいダンスを理解しているのかは、パフォーマンス、クリエイティビティ、ダンスを観る目、の3つの面から見ることができます。

ダンスは実践的なものなので、どれくらい、テクニックや表現が上手くなったか(パフォーマンス)、部分的にも自分でダンスを作るスキルはどうか(クリエイティビティ)、ダンスを観てそれについて話すときに、どれくらいダンスについて見ることができるか(ダンスを観る目)を、先生側から生徒を観察していると、よくわかります。

そのほかにも、生徒に直接、練習しているダンスのどこができないのか、創作ダンスをしているなら、どのように工夫しようとしているのかを聞いて見たりして、その子の習熟度を知ることができます。

そこで、ダンススクールでは、生徒のダンスを上達させるために、レギュラークラスでのフォードバックと、半年もしくは一年毎の発表会という2つの方法を取っています。

レギュラーレッスンでのフィードバック

これは、通常のレッスンで、できないところをフィードバックして、その都度、修正して、テクニックを習得したり、理解を深めたりしていく方法です。

通常のレッスンでは、細かい点を注意してできるので、体幹がどのくらい強くなっているか、基本がどのくらいできているのか、今習っている振付をどのくらい覚えることができるのかを考慮に入れて、毎回練習します。

レッスンの前に、「今日は、回る練習をします。」のように、ゴールを示しくことで、生徒が何を特に練習すればいいのかわかるようにしています。

生徒自身は、フィードバックを受けても自分では、なかなか気がつかないことも多いので、振付の区切りの良いところで、踊っているビデオを撮って生徒自身で、見直すことをしています。

定期的な発表会

定期的な発表会をして、総合的にダンスの上達度を確かめることは、生徒のモチベーションを上げるのにとてもいい方法です。

発表会で踊ることがいい目標になり、テクニックや表現の上達する良い機会となります。ただ、発表会自体にお金をかけすぎる必要はありません。クリスマスのスタジオ発表会でもいいのです。

その発表会までに、どのようなテクニックができるようになって、どのような創作できるようになっていればいいのか、その子どもの年齢やレベルに応じて、生徒本人や先生、親御さんとも、話しておくのもいいかもしれません。

まとめ

ダンスを習っていて、どの点が上達しているのか、細かく見ていけば、その子どもの得意、不得意がわかり、どの点を伸ばして、どの点を補足すればいいのかわかります。次回からは、生徒たちのダンスを上達させるクラスでのフィードバックと発表会について具体的に書いてみたいと思います。