この記事は、毎年夏に都内小学校でやっているダンスワークショップで、よくやるダンスエクササイズ「リーダーにならえ!」のエクササイズについてです。
普段のダンスクラスでも、振付を覚える、コピーするだけでは生徒が飽きてしまうなんていうことありませんか?そんなダンスの先生やリーダーの方におすすめのエクササイズです。
また、実際にやってみてどうだったかを、楽しめたこと、やこれをやることでダンスが上手くなるのかを経験から書いてみます。
所要時間:15分
対象:小中学生
用意するもの:テンポの良い曲
やり方
1、4、5人で1つのグループになります。
2、先頭を決めて一列に並び、一番前の人は、後ろの人をリードするように走ったり、手をあげたり、色々な動きをします。
*最初はクラスのリーダーが見本として、先頭で動き、他のみんなが後に並んで、動きを真似するようにデモをするのもオススメです。
3、後ろに並ぶ人は、リーダーに従うようにして、移動したり、動いたりします。
4、グループ全員がリーダーになるように交代していきます。
*4人のグループで、ひし形を作って角の人が動くのを後の3人が真似するという方法もあります。
実際にやってみて
リーダーになる人は、最初はためらいがちですが、他の人が自分と同じ動きをするとなると、みんなを引き連れている感覚が出てきて、張り切り始めます。(面白いですね!)動きをリードするリーダーは「こんなのどうかな?」とか言いながら、目を大きく開いてみたえり、かわいらしく首を傾げてみたり、いろんな動きが出てきます。まねする方も「あっ!反対だ」など言いながら…
音楽をかけなくても、結構楽しめるエクササイズなのです。😀
このエクササイズをもっと楽しむ3つの工夫
1、先ずは、先生、次にダンスをやったことある人がリーダーに
最初は、何をやるのかよくわからないので、先生がリーダーになって、みんなの前で動いて、それをみんながまねするように、見本を見せます。
その後、ダンスをやったことある人や体を動かすのに慣れている人のように順番にやっていくと全員が動きのリーダーを体験できます。
2、先生が動くヒントを言う
リーダーの子は「うーん?」「何にしようか?」など、たったまま動きを考え込んでしまう時があります。そのときは、先生が「顔を動かしてもいいよ」とか「さっきやったステップは?」「腕を上げたりもあるよ!」などと動きのヒントをなんでもいいので言ってあげると、リーダーは動きやすくなります。頭で考えてしまうとかえって動けなくなってしまうので、次の人に交代する前に、ちょっとしたヒントから、リーダーは、動きを発想できます。
3、リーダーの動きをよくみてまねることで、体をコントロールする力も!
リーダーの動きをそっくりそのまま、まねしようとすることで、ダンスの振付を覚える力や、自分の体をコントロールする力が付きます。
リーダーの動きの細かなところ(顔の向き、腕の高さなど)などをしっかりまねしようとすると、できない動きや自分の動きもわかってきます。そんな違いを修正していくので、ダンス上達の良い練習にもなるエクササイズです。
このエクササイズの特徴
・二人組でやる「つって つられて」のグループ版です。大勢でやる楽しさを味わえます。
・前の人の動きをしっかりみて、自分の動きもコントロールしますが、複数人でやるので、自分がやらないような動きをたくさん体験できます。
まとめ
この様なダンスのエクササイズは、ダンス初心者の「ダンスは苦手」とか「上手くできない」と言う気持ちを解放させ、自由に体を動かすことができるようにもなるおすすめのエクササイズです。グルーブで動いているうちに、一体感も味わえます。
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