劇場版「雨に唄えば」:印象的なアダムクーパーのダンスと傘のダンス

コンテンポラリーダンス

先週、東急シアターオーブに、アダムクーパー主演のミュージカル「雨に唄えば」を見に行きました。自分は、コンテンポラリーダンスの振付をしていることもあり、振付をじっくり見てしまいがちなところがあります。今回も、面白い振付や構成などいろいろ見ることができました。そこでとくに、ダンスについて印象的だった2つのことを書きます。

英国の紳士をイメージさせるアダムクーパーのダンス

主演のアダムクーパーのダンスですが、ロイヤルバレエ出身のバレエダンサーということもあり、演技やタップダンスなどこなしていながらも、背筋がしゃんとしていて、とても紳士的な印象でした。バレエの回転も多く、ジャンプも綺麗でした。映画の「雨に唄えば」の振付とは、かなり変わっていて、ダンスの他の部分でも回転が多くみられ、アダムクーパーの洗練された動きが、キャラクターを表していました。
蛇足ですが、映画の「雨に唄えば」でジーンケリーが1回アチチュードターンをするところを、アダムクーパーは、2回転していました。

ちなみに、振付師はアンドリュー・ライト(Andrew Wright)で、ロンドンミュージカルの作品を数多く振付ている振付師です。アダムクーパーと一緒に「ここはこうしよう」と言いながら振付を作り変えているのが想像できます。

最後の色とりどりの傘のアンサンブルダンス

2幕の最後に、外側が銀色で内側が赤、青、黄色等カラフルな色の傘を持ったダンサーが舞台に出てきて、一斉に、傘を回したりしながら、踊るシーンは、まさに舞台でのミュージカル作品の見せ場としても、盛大で、さらに会場を沸かました。
こんな感じでした。
傘を使った振付、面白いですよね!

このときはもう、出演者も雨でびっしょりだったでしょうし、客席の前の列の人たちも、びっしょりだったようです。

まとめ

アダムクーパーのダンス、最後のアンサンブルだけでなく、とても見応えのある舞台で、やっぱりミュージカルっていいなあと思ってしまいます。アダムクーパーがインタビューで言ったように、劇場の良さを生かした舞台でした。
出演者も観客も雨に濡れてびっしょり。出演者と観客がともに同じ体験をする。これが劇場での臨場感が感じられる良さでもあります。
ロンドンのミュージカルは客席と一体となって楽しむ良さがあります。それを、再認識させてくれるとてもいい舞台でした。

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