キッズダンス で小学校でも低学年を卒業した子どもたちは、心身の発達段階でどのような、練習が効果的なのでしょうか?
10歳(小学校4年生)が、神経系が発達するピーク。色々な動きを体験。
運動神経、脳神経は、10歳までに急速に発達します。なので、この時までに、転がったり、跳ねたり、リズミカルに動くなど、色々な運動体験を楽しむことで、後々になって、不器用な大人になってしまうのを避けることができます。つまり、運動音痴やリズム音痴にならずにすむわけです。
ロイヤルアカデミーオブダンスのバレエのレッスンでは、この頃から、片手でバーを持つレッスンを取り入れます。バーレッスンはピルエット(回転)やジェッテ(跳躍)などに必要な体のコントロールを身につけるのに適しているので、そのコントロールができるこの年齢から始めるのです。
10歳から12歳(小学校5、6年生)までに神経系が確立。本格的な踊り、表現への入口。
ローザンヌバレエコンクール参加者の最低年齢は14歳ですが、彼らの踊りは、もう十分にプロのダンサーとしてのテクニックや表現を見せてくれます。このことからも、10歳から12歳までは、本格的な踊りへの入口となります。
この年齢の子供たちは、しっかりと頭を働かせて動くことができるので、ダンステクニックやステップでも、複雑なことをこなせるようになります。感情表現も豊かにできるようになり、体も心もコントロールできるようになるのがこの時期です。
サンバ、ロック、ワルツ、スタカートなど色々なリズムはもちろんのこと、リズム感も多様になるので、プロのダンサーが踊っているダンスを真似したりして、ダンスが面白くなってくるのもこの時期です。
まとめ
成長期にある10歳から12歳までの子どもは、このように、運動能力、リズム感、表現力を発達させていきます。キッズダンスクラスでも、このことを踏まえてクラスを指導します。このほかにも、その年代の子どもが豊かな想像力、創造力を発揮できるよなクリエイティブなダンスクラスやっていきたいと考えています。
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