手と腕は脚と逆の方を使うと格好がつく。
ダンスのクラスでダンスステップのルーティンをやっていると、腕の動きは?と質問されることがあります。特に初心者のクラスで、そのような質問がありますが、基本的に踏み出した脚と反対の手をつけると格好がつきます。(歩くときと同じですね。)
振付にもよりますが、腕の動きが特に決まっていない場合は、右足を踏み出したら左腕が前に、左足を踏み出したら右腕を前にというようにすると格好良くなります。
腕を動かしすぎないで!
ラバンセンターのダンス科の学生の時に、コンテンポラリーダンスのクラスで、ステップを踏む時に腕を動かしていたら、「腕を動かしすぎないで!」と注意された時がありました。腕をぶらぶら動かしていると、だらしなく見えるというのです。確かに振り付けによっては、変に動かし過ぎると、おかしく見えることもあります。
腕と脚の振付を組み合わせたピナバウシュの振付法
以前コンテンポラリ−ダンスの有名な振付家¥ピナバウシュのダンスカンパニーのダンサーから彼女の振付法を扱ったワークショップを受けたことがあります。
そのワークショップで面白かったのは、上半身の動き(手の動きが中心)と下半身の動き(脚の動き)をそれぞれ別々に幾つか作って、ランダムに組み合わせるということをしたことがあります。
例えば
上半身の動きが A,B,
下半身の動きが C,D
とすると
A-C, A-D B-C,B-Dを全身の動きとして、動いてみる。
さすがピナバウシュです。新しい動きを発見するのにそのようなことをしていたんですね。
手、脚をはじめ全身をコントロールできる身体
ダンスにはいろいろな振付があるし、必ず決まっているというものはありません。
(特にコンテンポラリーやモダンダンスは。)経験上、この意味でも、いろいろな動きにでも対応できる身体作りをしておけば、いろいろな振付を踊れるということなのです。がんばりましょう!
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