ダンスの振付に使われる動きのタイミングを変えるエクササイズです。リズム感も良くなり、一緒に踊る人とのタイミングも感じながら動くことを身につけられます。
今回な2種類のカウントをずらす方法をご紹介します。
目次 Contents
同じ振付のカウントをずらして動く
最初の方法は、ダンサーがタイミングをずらして同じ振付をします。
8カウントを1フレーズの振付として4人でポーズや動きをずらしていきます。 例:4人のダンサーABCDがいてカウントをずらす振付にしたい場合 例1) 一人が2カウントづつタイミングをずらして動きやポーズをする。 ダンサー A B C D カウント 1,2 3,4 5,6 7,8 振付 🕺 🕺 🕺 🕺 例2) 2人が4カウントづつずらして動く。 ダンサー AB CD カウント 1234 5678 振付 💃 💃
他にも色々なカウントの組み合わせができます。
この方法では、同じ振付を繰り返すので、動きやポーズが強調されます。
振付を変えてカウントをずらす。
次はダンサーの振付もタイミングも変える方法です。 上と同じように8カウントを1フレーズの振付として4人ABCDのダンサーがいた場合。 例1)カウントを2、3、2に分けて、タイミングをずらす。 カウント 12 3456 78 ダンサー A BC D 振付 🕺 👯♂️ 💃 例2)カウントを4、2、2に分けてタイミングをずらす。 カウント 1234 56 78 ダンサー AB C D 振付 👯♂️ 🕺 💃
この方法では振付もダンサーも変わるので、ダンサーの特徴を出せる振付でもあります。
最後に、曲に合わせてやってみましょう。
まとめ
上のような図に書くと振付が、頭の中で整理されやすくなり、実際にやるときにも混乱しなくなるのでおすすめです。
エクササイズとしても楽しめますが、ダンスの振付で、強調したい部分や、面白い構成にしてみたいときなどにとてもおすすめです。
振付けを考えるときに、たくさんの振付を考えるより、このような工夫をすることでより見応えのある作品にすることができるのです。
参考文献
The movement of moment dance improvisation by Lynne Anne Blom
動く、見つける、創る 碓井 節子、平井タカネ 著
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