ピラティスバランスボールの使い方
家にバランスボールはあるけれど空気が入ったまま全く使っていない…
という方、多いのではないでしょうか?
バランスボールを使ったピラティスエクササイズはボールの中の動く空気とボールの弾力性を利用して、体幹を強化したり、バランス感覚を鍛えるのに効果的です。
とは言っても、使い方がよくわからないし、エクササイズしようとしたらボールから転げて、怪我!!なんてこともありがちです。
そこでここでは、まず、バランスボールの選び方とボールを使った腹筋と体幹、ストレッチなど、簡単な4種類のエクササイズをご紹介します。
1種類づつ、もしくは4種類から1つづつやっても、全部続けてやっても大丈夫です。ボールを使うピラティスエクササイズを楽しんでやってみてください!
目次
まずは、バランスボールの選び方
メーカーにもよりますが、バランスボールの大きさは大体直径55cm,65cm,75cmの3種類出しているところが多いです。
エクササイズを快適に行うために、選ぶときは自分の身長に合わせてものを選ぶようにしましょう。
選ぶ目安は次のようになります。
ポールの直径55cm 身長 155cm未満の方
ポールの直径65cm 身長 155cm以上170cm未満の方
ポールの直径75cm. 身長 170cm以上の方
以上はあくまでも目安になりますが、人によって体型も違うので、実際にスポーツ店に行って試しに座ってみるのもいいと思います。
ただ、下の写真のように、腰と膝が90度で座れるようにボールを選んだほうがいいでしょう。
座った時に腰が落ちてしまうと、エクササイズがやりにくくなってしまいます。
ボールを使った腹筋のエクササイズ
ボールバウンス
腹筋をしっかり使って骨盤を立てたまま、ボールの上で軽く弾んでみます。(20回くらい)
骨盤スイング(横と前後)
腹筋を使いながら、腰を左右に振ってボールを動かします。(肩のラインは床と水平のまま)
同じように前後に骨盤をスイングしてみます。(10回くらい)
*腹筋はキープしたままで
ボールの上で転がる腹筋
座ったところから、腹筋を使いながら前に進み、体を倒していきます。
ウエストまでボールについたら、今度は腹筋を使いながら座る姿勢まで戻ります。(6−8回くらい)
ボールを使った体幹のエクササイズ
プランク
両手を床につき両足はボールに置いた状態で、腹筋と背筋を使って体は一直線を保つ(10秒キープ)
スーパーマン
両足はついたまま、ボールの上にお腹を乗せて、両手を伸ばす。体幹を使って体は一直線を保つ。(10秒キープ)
四つん這いでバランス
ボールの上に胸とお腹を乗せて四つん這いになり、体幹を保ったまま右腕と左脚を上げて、腕から足まで一直線を保つ(10秒キープ)
反対もやってみましょう!
ボールを使った有酸素運動
ボールに座って足踏み(マーチ)
背中を立てたまま、膝を上げ、腕を大きく振ってマーチで足踏みです。(1−2分)
ボールと壁を使ってスクワット1
壁と背中の間にボールを挟んで背中と腰がまっすぐ、壁に押しつけたままスクワットです。(10−20回)
ボールと壁を使ってスクワット2(ワイドスクワット)
上と同じように、今度は足を肩幅の2倍に広げワイドスクワットです。(10−20回)
*膝はつま先の方向に曲げます!
ボールを使ったストレッチ
ボールに座って脚のストレッチ
ボールに座って片足を脚の付け根から後ろに伸ばしてストレッチ(20秒キープ×2回)
反対の脚も続けてやってみましょう。
ボールに座ってサイドストレッチ
ボールに座り、片手は頭の後ろに肘を開きます。そのまま肘を上に、腰を少し横に押し出して体側をストレッチします。(20秒キープ×2回)
反対側もやってみましょう
ボールを使って背中のストレッチ
ボールの上にかぶさるようにお腹をのせ安定したところで、背中から首までよくストレッチします。(20秒キープ)
まとめ
以上が腹筋、体幹を鍛えるバランスボールのエクササイズと有酸素運動、ストレッチになります。
他にもバランスボールを使うストレッチはたくさんありますが、ピラティスの原則であるインナーマッスル、呼吸をしっかりと使うことで、
姿勢の変化など、得られる効果も増えます。
運動不足の方から運動の習慣のある方まで、運動を楽しむ道具としてぜひ使ってみてくださいね!😊
他のピラティス器具(小さいボール、マジックサークルなど)について知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。