ダンスで、脳を活性化して、気分転換

キッズダンス
前回のブログで、頭と体を使うダンスは脳を活性化するということを書いた。それはセロトニンの働きから説明できる。
セロトニンとは、生理活性アミンの一つ。生体内でトリプトファンから合成され,脳・脾臓・胃腸・血清中に多く含まれる。脳の神経伝達などに作用するとともに,精神を安定させる作用もある。
このようにセロトニンは脳内で働いて、脳の働きを助け、気分を安定させてくれる働きがあることがわかる。
つまりこのセロトニンを含むセロトニン神経を鍛えることが脳の働きを良くし、気持ちをリラックスすることにつながるというのだ。
セロトニンを鍛えるには?
セロトニン神経を鍛えるのに有効な方法は主に、リズム運動と呼吸法である。
リズム運動なら
・30分程度連続して行う
・動きに注意して丁寧に行う
呼吸なら
・吸う、吐く息をしっかり意識する。
・動作があれば、呼吸と主に丁寧に行う。
リズム運動なら動きや順番を、呼吸なら呼吸そのものをしっかり意識して時間をかけて行う必要があり、無意識で行うと効果はあまり期待できないという。間違った方法で行っていれば逆効果になりかねない。
さらに、指導者のもとでにクラスで行うことで、リズム運動の動きも、呼吸法の呼吸も自分一人で行うよりしっかり意識して行うことができる。
リズム運動であるダンスは、まさにこのセロトニン神経を鍛えるのにいい方法である。
クラスでは、動きを一つ一つ練習して、呼吸、リズムと共にダンスの動きを練習する。
バレリーナの方で高齢でも舞台で踊っているプロの方も多いが、納得できることである。
参考図書
初めての呼吸法 雨宮 隆太 (著), 橋 逸郎 (著), 楊 進 (監修)

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