ピラティスとヨガの違いは?どちらが痩せやすい?
ピラティスとヨガって似ているけれどどう違うの?と疑問に思う方多いですよね。
ピラティスとヨガは、その起源と目的が大きく異なるので、その違いについてお話しします。
ピラティス
ピラティスはもともと英国兵士が負傷した際のリハビリを目的とし、ジョセフ・ピラティスによって開発されました。
なので、筋力を強化し、体のバランスを整えることを重視しています。
ピラティスのエクササイズは、特にインナーマッスル(深層筋)を使って体の歪みや骨盤の歪みを整えることに重点を置いています。筋肉を引き伸ばしながら動かし、関節の動きをスムーズにすることで、全身の筋肉が引き締まります。一つの筋肉を動かす際にも全身を使うことが求められ、特にコア(体幹)の筋肉を強化することに重点を置いています。
そのため、ピラティスでは体幹を安定させたままできる胸式呼吸(ラテラルブリージング)を使います。これは肋骨を横と背中の方に広げて息を吸う呼吸法です。
ヨガ
一方、ヨガは精神修養のために古代インドで生まれました。身体の柔軟性を高めるだけでなく、精神の安定やリラクゼーションも目的としています。呼吸法や瞑想を取り入れたヨガの練習は、心身のリラックスやストレス軽減に効果的です。
ヨガでは腹式呼吸を多く使います。これはお腹を膨らませるように息を吸う呼吸法で、深いリラクゼーションと内臓のマッサージ効果があります。
ピラティス vs ヨガ どちらが痩せやすい?
ピラティスとヨガはどちらも直接的に痩せるためのエクササイズとは言えません。
どちらも体の柔軟性や筋力を高める効果はありますが、有酸素運動に比べるとカロリー消費量は少なくなります。
有酸素運動とは、水泳、マラソン、ウォーキングなどのことです。皮下脂肪を燃焼するためには、これらの有酸素運動を20分以上継続して行う必要があります。
ピラティスやヨガは別の意味で、健康やダイエットに効果があります。
ピラティスがダイエットにいい理由
ピラティスは、体を引き締め、基礎代謝を上げることができるので、ダイエットに効果的と言えます。
ピラティスでは、関節をスムーズに動かせるように、筋肉を引き伸ばして行うエクササイズも多いので、全身のスタイルを良くし、ダンスの動きを向上させるのに適しています。
これが、韓国のアイドルがピラティスを取り入れている理由の一つです。
ピラティスをダイエット目的で取り入れることで、全身を引き締め、健康的な体型を維持することができます。
綺麗に痩せたい時には、全身を引き締め、健康的でスリムな体型を維持するピラティスはお勧めです。
また、腹筋、背筋、お尻の筋肉などのインナーマッスルをしっかり鍛えると、普段生活していても代謝が上がるので、カロリー消費が多くなり、痩せやすい体になります。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ、日常的な運動として、有酸素運動とピラティスを取り入れ、より健康的でスリムな体をゲットしてみませんか?