マシンピラティスとマットピラティスの違いは？

マシンピラティスもマットピラティスも、姿勢改善、引き締め、など体を整えるエクササイズとしてとても効果的なエクササイズです。

それぞれの特徴を知ることでより効果的に姿勢改善や体の引き締めができるので、この記事ではそれぞれの特徴と効果について書きます。

マシンとマットピラティスのエクササイズの特色と効果

マシンピラティス

マシンを使うピラティスは、リフォーマーやキャデラックなどの専用器具(スプリングなど)の抵抗をつけてエクササイズを行うことに特徴があります。

これにより、特定の筋肉群や関節の動きにアプローチしやすく、筋力を向上させ、関節の柔軟性も高めることができるので、体のリハビリやコンディショニングに向いているともいえます。

具体的に言えば

リフォーマーの脚のエクササイズでは、マシンに仰向けで両脚の屈伸運動を行うので、X脚やO脚などの足をまっすぐに整えながらエクササイズできます。

また、コンディショニング目的でなくても、マシンピラティスでは、マシンのスプリングの強度を変えることで、脚力を鍛えるができます。

マットピラティスの特色

マットを使うピラティスでも、特定の筋肉や関節の動きにアプローチして、柔軟性や筋力を鍛えられますが、

主にマットを使用し、自重を利用するため、マシンより自分の体をコントロールするコントロール力が鍛えられます。

具体的にいえば

仰向けに寝て、背骨を一つずつ巻き上げるようにして体を起こすロールアップでは、腹筋を強化し、背骨の柔軟性を高めると共に、自分の体をコントロールする力が養われます。

また、セラバンド、マジックサークル、ストレッチポールなどの体にやさしい器具を使ったエクササイズもあるので、マシンよりも手軽にできて、自宅でも簡単に実践できます。

まとめ

マシンピラティスとマットピラティスには、それぞれ異なる特色と効果がありますが、
どちらもピラティスの基本原則に基づいています。

マシンピラティスでは特定の筋肉を効率的に鍛えることができ、マットピラティスではコアを安定させ体をコントロールして動かす力やバランス力向上させることができます。

マットとマシンの両方のエクササイズを取り入れることで、より効果的に、姿勢改善、引き締めの効果を実感することができます。

そのため、個人の目的に合わせて自分のエクササイズメニューに組み込むことが最も効果的です。

そして、どちらをやるにしても、正しいフォームや呼吸法で行うために、専門のインストラクターの指導が大切です。

いかがでしたか？

色々と書きましたが、マシンピラティスとマットピラティスの両方を体験してみると、違いが実感できるでしょう。