肩こりをほぐすピラティス3選(椅子に座ってできる)

長時間のデスクワークをする方は、姿勢が猫背になりがちなため、肩や首に凝りを感じる方が多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では、椅子に座ったままできるピラティスで肩の筋肉をほぐし、コリを取るエクササイズを3つお伝えします。

今回ご紹介する3つのエクササイズは、自宅やオフィスでも椅子に座ったまま手軽にできます。
一つ一つ呼吸と一緒にゆっくりとやることで、筋肉がほぐれ柔らかくなり、背中がスーッと伸びて血流も良くなるため、仕事のリフレッシュに効果的です。

次の章で簡単に、肩こりの原因について書きますが、もしエクササイズをすぐにやりたい方は、目次からエクササイズの項目にとんでくださいね!

デスクワークで肩こりになる原因

長時間パソコンの画面やスマホを見ていたりすると、頭が前にくるので、猫背や前かがみ姿勢になりがちです。
なので、画面を見ようとすればするほど悪い姿勢になってしまいます。

例えば、下の写真のような悪い姿勢です。
頭が前にきて、前かがみ、猫背になると背中の上部の筋肉(僧帽筋)が硬く凝ってしまい、血流も悪くなるため、凝りを感じるようになります。
この姿勢を長くしていると、背中、肩甲骨の動きも悪くなり、日常の運動不足などが原因で僧帽筋のこりがひどくなると、肩甲骨を肩の方に引っ張り上げる不良姿勢になってしまい、慢性的な肩こりの原因となります。

このような慢性的な肩こりにならないためには、背中の上部の筋肉(僧帽筋)の筋肉をほぐし、背中の中間部と下部の筋肉(僧帽筋下部と広背筋)を使って、肩甲骨を正しい位置に戻す必要があるのです。

 肩こりと背中をほぐす 簡単!ピラティスエクササイズ3選

そこでまず、凝っている僧帽筋と肩甲骨周辺の筋肉をほぐし、動かしてあげるためには、次の3つのピラティスエクササイズがおすすめです。
写真と動画で解説しています!

1、ショルダーシュラグ(肩の上げ下げ)

(1) 首は伸ばしたまま、肩を耳に近づける(息を吸う)

(2)肩をゆっくり下げながら、肩甲骨を腰の方へ下ろしていく(息を吐く)

動画はこちらです。

クリックするとショルダーシュラグのエクササイズから始まります

2、肩甲骨を寄せる

(1)両腕を肩の前に伸ばします。(息を吸う)

(2)肩甲骨を寄せて肘を後ろへ引く(息を吐く)

下は肩甲骨をよせるピラティスEX動画です。

クリックしたところから”肩甲骨を寄せるピラティス”が始まります

3、肩甲骨を下げる

(1)両腕を天井の方に伸ばす(息を吸う)

(2)肘をおろし脇につける(息を吐く)*肩甲骨を下ろす

下は肩甲骨を下ろすピラティスの動画です

クリックすると肩甲骨を寄せるピラティスから始まります。