ピラティスで猫背,X脚を改善!バレエが上達した体験談

バレエのレッスンを始めたけれど、なかなか上達しない…

バレエクラスで先生に姿勢や体の使い方を注意されるけれどなかなか治らない…

成人してからバレエを始めたけれど、やっぱりバレエは小さい頃からやらないと無理なのかしら…

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
私自身、成人してからバレエを始め、姿勢の悪さ、特に猫背、巻肩そしてX脚に悩まされてきましたが、このバレエに不利な私の体型を改善したのがピラティスです。

ピラティスは、体の深層筋を鍛え、姿勢や骨格のバランスを整えるエクササイズですが、私の猫背、巻肩そしてX脚はこのピラティスで改善されていきました。

このブログでは、私のピラティス体験を通じて、姿勢改善やX脚矯正がどのように改善していったかをお伝えします。

1,ピラティスをやる前の状態

ピラティスを始める前、私は猫背と巻肩に悩まされていました。
バレエを始めた頃は、事務的な仕事をしていたのでデスクワークが多く、気づけば肩が前に巻き込まれ、背中が丸まってしまい、バレエをしていても前屈みの姿勢のままでした。

また、脚の形もX脚で、特にバレエのレッスンでプリエをするときに膝が内側に入り、しっかりと床を押してジャンプすることができませんでした。
特に、このX脚はバレエの先生から毎回クラスで注意され、”X脚のままバレエを続けると膝や足首をいためる”ということを滔々と言われましたが、自分ではどうして良いか分からず、整体に通ったりもしました。

2,トレーニングを通じた変化

そんな時に、バレエクラスで、ピラティスが話題になっていました。
バレエを練習している人は、自分の体のコンディショニングのために整体やマッサージなどに定期的に通っている人もいたので、
ピラティスで体が変わった!という話に敏感だったのです。

私もその話を聞いて早速、当時まだ少ないピラティススタジオ(新国立劇場バレエでコンディショニングも担当した橋本佳子さんのスタジオ)に行ってレッスンを受け始めました。

そうしたら、ピラティススタジオでピラティスを始めてから、徐々に体が変わり始めました。
まず、猫背と巻肩が改善され、背筋がまっすぐになりました。肩甲骨も正しい位置に収まり、胸が開いて、踊っている時の呼吸も楽になりました。

さらに、X脚の脚のラインもピラティスのフットワークでまっすぐにすることができました。
スタジオにあるピラティスマシンで内転筋や臀部の筋肉を強化することで、バレエのターンアウト(股関節から両足を外に開くこと)ができるようになり、バレエのプリエをする際にも膝が内側に入らず、両脚をターンアウトして立ち、床を押してルルべやジャンプするのもできるようになりました。

3,ピラティスレッスンの重要性

ピラティスのレッスンを受け始めてから、自分の中の体の感覚も変わっていき、鏡に映る自分の姿勢やポーズも変わっていきました。

姿勢が良くなり、猫背、巻肩そしてX脚が改善したことで、バレエのピルエットやシャンジュマンなどのジャンプの感覚も変わり、これらの動きが楽にできるようになりました。

この体験を通して私は、ピラティスレッスンの重要性を強く感じました。

ピラティスは、身体の奥深くにある筋肉を目覚めさせ、体を変え、姿勢、筋力のバランスを整えるエクササイズです。

特に、姿勢やX脚などのアラインメント(骨の並び)の良くない骨格の改善に効果があり、日常生活の中で無意識に行ってしまう悪い癖を修正し、正しい体の使い方を学ぶことができます。

私自身、自分の体験を通じて、ピラティスがいかに体のコンディショニングに効果的であるかを実感できたのです!!

まとめ

ピラティスは、私のバレエ向でない姿勢:猫背、巻肩、X脚といった姿勢と骨格を改善し、バレエの動きをできるようにするための効果的なトレーニングです。
成人してからバレエを始め、体型や姿勢に悩んでいた私も、ピラティスのトレーニングをすることで正しい体の使い方を学び、パフォーマンスを大きく向上、バレエを上達し、英国のダンス留学時のオーディションもパスしてプロダンサーとして活動できました。

ピラティスは、バレエの技術を高めるためにとても有効な方法です。バレエ上達のために姿勢や体の使い方を見直したい方には、ぜひピラティスをおすすめします。

体が変わり、きっとバレエも楽しく踊れるようになるでしょう!