昨日、県央で舞台芸術を育む会代表の小林明子さんとお話しする機会を持てました。小林さんはバレエの指導もされていて、アキコバレエアソシエーションの主催者でもあります。

県央で舞台芸術を育む会は、地域ぐるみで新潟の県央(三条市、加茂市)の方々に、バレエを楽しんでもらうためのバレエ公演や、学校へのアウトリーチを企画し、運営している会です。IMG_1329

今回は、その活動にとても興味があったので、お願してお時間を取っていただきました。

地域の人たち、企業、公的機関の協力を得た本格的舞台の企画

この会の素晴らしい点の一つは、その地域と社会的なつながりを持ち、バレエの素晴らしさの想いを伝え、それらの方々から支援を得られたということにあります。

市役所の市長さん、企業の社長さんなど、あまりバレエを見たことのない方にその舞台芸術の素晴らしさを伝え、支援や補助金をいただき、本格的なバレエ公演(発表会形式ではなく、出演者が報酬を得るという形)を継続的に6年間続けていらっしゃいます。

(公演プログラムに記載されているスポンサーとなった地元企業)

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小林さんは、バレエ教室を運営する傍ら、スーツを新調して、企業の社長に会いに訪問し、スポンサーになってもらうするなど、公演を成功させるまでに、様々なことに尽力されてきたそうです。

それでも、彼女が、それを達成し、継続しているということは地域の人たちにとってもバレエ公演が、楽しめるもので、地元の公的団体や企業様たちが有意義なものと認めたからです。

もっと言えば、小林さんの主催するバレエ公演が、地元の人々にとって喜ばれるものであり、同時に、その地域にに、舞台を身近で見たいという需要があったということです。

地域の文化芸術復興のための舞台芸術活動

これは、三条市、加茂市に限ったことではなく、日本の各地域に言えることではないでしょうか?

私自身は、舞台を見に劇場に行くのが好きですが、これは、ロンドンに滞在して、そこにいる人たちの舞台の楽しみ方を知ってからでした。

ロンドンには、大小様々な劇場がありますが、そこには、地域や、舞台芸術を見に来た人たちの交流があります。

公演の途中休みの時間に、ロビーでは、ワインやビールを片手に、たくさんの観客がざわざわ話をしています。

そこでは、友人と一緒に来ている人や、知らない人同士でも、横で聞いていて「やっぱりこの人もそう思ったか」と思うと、「そうですよね」と初対面の人でも話が弾んだり。

外に行くと、タバコを吸いながら「あのダンサーは…」と話している人たちがいます。(他の話もしていますが、)

なので、劇場は、人とのコミュニケーションの場所、ふれあいのある暖かい場所というイメージがあります。

よくこういう話をすると「海外はそうだけど、日本はねー?」で終わってしまうことが多いのですが、

日本でも、浅草で寄席をやっている演芸ホール、銀座の歌舞伎座、宝塚など他にも、そういう場を作っているケースがあるような気がします。

ただ、それが、出演者と身内だけのコミュ二ティというように、閉鎖的になってしまっていることもよくあります。

バレエを知らない人や多くの人に楽しんでもらうという開かれた意味で、県央で舞台芸術を育む会は、きちんとその役割を果たしています。

舞台芸術活動としてのコンテンポラリーダンス

コアな観客以外に、普通に映画を見に行くように、コンテンポラリーダンスに関わりのない人が「今日はコンテンポラリーダンスでも見に行こうか…」と言って見に来てくれる、そんな身近な劇場。

劇場以外の場所でも、コンテンポラリーダンスに触れてもらい、感動を共有できる。さらに、そこで出会う人たちとは、ダンスを通してわかち合える。

そういう場を増やしていくことが、社会とダンスをつないでいきます。

逆に、そういう場で活動を継続的に行うことで、ダンスに関わるアーチスト(ダンサー、振付師、演出家、舞台監督など)が育ち、社会も発展していくのだと思います。

まとめ

今回、県央で舞台芸術を育む会代表の小林明子さんにお話を伺えるよい機会に恵まれました。

日本では、劇場主体(ヨーロッパの劇場のように劇場に芸術監督がいる体制)ではない興行が一般的で、主催者側が、(ダンスカンパニー)劇場を借りてチケット販売をやる形式を取っています。

その中で、私を含めてですが、多くのダンスカンパニーも、県央に舞台芸術を育む会の活動を参考に、その点を模索していく必要があるように思います。

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